浅草「三社祭」が一段と楽しくなる“神輿トリビア”
そろいの半纏(はんてん)に身を包んだ江戸っ子たちが神輿(みこし)を担いで草の町を練り歩く「三社祭」がいよいよスタート。明日5月15日(土)からは、祭りの主役でもある44の“町内神輿(みこし)”や浅草神社の神様が祀られた“本社神輿”がいよいよ登場する。そこで今回は、なかなか知ることのできない“神輿”の秘密を、神輿職人・山下佳一さんに直撃! これを知っていれば今年の三社祭が一層楽しくなるかも!?
■トリビア1:約20種類の職人技が集結!
なんと神輿は、約20種類の異なる専門職人によって作られているという。「木材や金属の加工、漆の塗りなど神輿作りは分業制。それぞれが作ったパーツを、調整を繰り返しながらまとめていくんです」と、山下さん。いわば、設計図のないプラモデルを組み立てるようなものなのだ。
■トリビア2:神輿は約2000のパーツからできている
毎年祭り前に修繕するほか、数十年に1度は傷んだ部分を見逃さないよう全体を分解するという。「部品は全部で2000点にも及びます。解体時から元通りに組み上げるのは、かなり注意が必要ですし大変な作業なんです。そのため、各部品の裏側には番号や印が書いてあるんですよ」(山下さん)
■トリビア3:クギは使わず“くさび”のみで組み立てる
神輿を支えるのは中央の芯棒と四本柱のみ。クギは使わず、穴開け加工した木材に堅いカシ材を三角に削ったくさびを打ち込んで、主要構造部を組み立てるという。クギを使わないのは、神輿を分解するための工夫の一つなのだ。
浅草・浅草寺隣にある「浅草神社」の例大祭で、鎌倉時代に始まったといわれる「三社祭」。毎年150万人が訪れる祭りの主役・神輿に注目が集まるのも、それを守る職人の技があるからこそ。職人の祭りにかける心意気を知って、いつもとは違った角度で今年の三社祭を楽しんでみて。今年の「三社祭」は5月16日(日)まで開催中だ! 【東京ウォーカー】
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